2008年12月26日金曜日

ハゲタカ - その男、悪魔か救世主か -

企業を買収するハゲタカと、企業を守るメインバンクの戦いの話。

はっきり言って熱い。ハゲタカとメインバンクの担当者が苦悩しながらなんとか企業を救おうとする姿がやばいくらい熱い。特にハゲタカ側の担当者が切嗣を連想する。


ハゲタカは元々は誰よりも理想に燃えた行員だった。それ故に絶望していた。悟った彼はアメリカに渡り、ファンドマネージャーとなる。そして、バブルで弾けた日本の企業を再生するため、日本の企業を買い漁る。


メインバンク担当者の苦悩も素晴らしい。いやぁ、いい男が苦悩してる姿を見ると、ご飯何杯もいけますね!!!え、いけない?早く仮面を捨てましょう。


あと、正当派の銀行員の上にいる悪役上司がまたいいんだよな。ドラマの中にこんなシーンがある…。

正しい事をするために、銀行担当者の芝野は自分の銀行を裏切った。その後上司は彼を問い詰める。



上司「何故だ」
芝野「専務をはじめ、三つ葉銀行には多大なるご迷惑をおかけしました。深くお詫び致します」
(芝野頭を下げる)
上司「何故そんな事をしたのか聞いているんだ!」
芝野「今回の件は、私が担ぎ出した伸彰氏の不正が原因です。自分で撒いた種は、自分で刈り取ろう…。そう、思いました」
上司「それが企業のためになるのか?三つ葉のためになるのか!?」
(芝野辞表を出す)
芝野「申し訳ありませんでした。一からやり直したいと思っております」
芝野「私は、44です。人生の折り返し地点はとっくに過ぎております。ですが…、残りの人生、自分に言い訳しながら生きていくには……長すぎます」
上司「かっこええな。お前はいつもかっこええ……だから駄目なんだ。」


いいねー、いいねー。もっとヤレw

上司の中尾彬の演技が格好良すぎるwwww



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